PROFESSIONALISM
技術者のこだわり
人づくりと働き方
デンソーテクノの技術者は、
譲れないこだわりを持っている
自動車メーカーの企画・構想を、現実の製品としてユーザーへ届ける量産設計の専門家集団、デンソーテクノ。そのエンジニアの役割は、単に仕様に従って設計することではありません。自分たちだからこそすべきこと、自分たちにしかできないことがある――デンソーテクノのエンジニアは、その自覚と自負を持ち、日々臨んでいます。

ユーザー目線を追求する
デンソーテクノが携わる製品は、モビリティの安全性はもちろんのこと、安心感や満足感、操作性、快適性といった、人の感覚に訴える価値をユーザーに提供します。エンジニアは「作り手」としての考えにとらわれず、「使い手の立場で最適な設計を」との信念を持ち、「ユーザーがどんな印象を受けるか」「クルマ全体がどのような魅力あるものになるか」を考えます。常にユーザーの視点に立ち返ってより良い設計を追求する姿勢が、全員の知識と技術を結集して実現へ導く原動力となっています。

品質に妥協しない
自動車に搭載される製品は、直接的・間接的の違いはあっても、どれも人の命を預かる製品と言えます。デンソーテクノのエンジニアはそのことを常に意識し、妥協せず品質を追求します。お客様と課題解決のための議論と、トライ&エラーを重ねながら設計。そして、でき上がったものに対して「この設計で本当に問題ないのか 」を、とことん考え検証します。「これくらいで良いだろう」ではなく、「ここまでやったから大丈夫」と胸を張れるレベルまで考え抜いて初めて、デンソーテクノのエンジニアは「やりきった」という満足感を口にします。

仕様通りで満足せず、より良く
するための提案型の設計を
仕様書通りの設計や既存の設計手法に従って「こなす」仕事の進め方を、デンソーテクノのエンジニアは良しとしません。「これでいいのか?」という前向きな疑問を持ち、意見を出し合って、より良い製品にするための仕様を盛り込んだ設計をお客様に提案。製造効率を高める設計や、設計業務自体の効率が上がるような業務のプロセスも模索します。たとえ過去に同じような業務を経験していても、同じ道をたどるのではなく、効率や品質の向上につながる新しい何かを生み出そうとします。そうした小さな積み重ねが、デンソーテクノ全体の技術力の向上という大きな成果につながっています。

AI・ビッグデータ活用など
新技術の獲得と実用化に、絶えず挑む
要求に応える設計はもちろん必要ですが、エンジニアはその上に、専門的な「知識」と「経験」「知恵」「発想」「工夫」を組み合わせ、価値を創り出さなければなりません。CASEやMaaSの実現に向けて技術革新が進み、モビリティの定義が変わる中で、新しい技術領域に挑戦することの大切さを、デンソーテクノのエンジニアは知っています。AI、ビッグデータ活用、CAE、シミュレータ開発など、時代が必要とする技術の獲得と実用化に絶えず挑み、知恵や工夫の引き出しを増やしています。それが、お客様にとってのデンソーテクノの存在価値を高めることにつながっています。